※2020年12月3日大幅リライト
こんにちは、ほうりです。
コールセンターやデスクワークの仕事を始めてそろそろ2年ほど経過しますが、昔に比べて身体を動かす機会がめっきり減りました。
特に冬になると、日照時間が減ってしまって気が滅入ってしまう→やる気なくなる→朝起きれないという悪循環にハマりやすくなります。
加えて現在ダイエット中なこともあり、ウォーキングも兼ねて最寄りの地下鉄駅まで30分かけて歩いてみたのですが、これがすこぶる良かったです。
夏なら絶対にバテている徒歩通勤を、冬だからこそ特におすすめしたい理由について今回はまとめました!
冬の徒歩通勤のメリット①密になる満員の電車やバスに乗らなくていい
毎冬ごとに頭を悩ませるのが、インフルエンザや風邪、ノロウイルスなど人から人に移る病気。
現在ではコロナウイルスの蔓延が非常に深刻な状態です。
マスクで自衛していて、混雑する時間帯を避けるにしても、乗り物はどうしても密集してしまいます。
加えて手すりや吊革に掴まった後は、しっかりと手を洗うように注意喚起もされています。
徒歩通勤の場合、そういった”密”の危険に晒されながら何駅も乗り合わせることはなく勤務先まで行けます。
私の場合は家の前から出ているバスと地下鉄を乗り継いでいたのですが、
徒歩通勤前:バスと地下鉄ですし詰め状態から20分
徒歩通勤後:地下鉄のみすし詰め7分
という結果になり、密のリスクを減らせたことで劇的に気楽になりました。
定時通りに乗り物が来ない冬こそ徒歩通勤が効率的!
また、北海道の冬は、冬はとにかく雪がふったり路面が凍っていたりして、道路状況がかなり左右され、乗り物が定時通りに来ないことが多いです。
そのため、常に通勤する際は時間前行動を心がけているのですが、一本早いバスや電車に乗りたかったのにそれすらも来なく、結局10分以上待って平素と変わらない時間に着くこともしょっちゅうです。
そのため冬は、いつまでも来ない電車やバスを待っている時間を使って、道路状況の影響を受けない最寄りの地下鉄駅まで歩いていった方がよほど効率がいいです。
冬の徒歩通勤のメリット②運動不足解消
コールセンターやデータ入力など、長時間座ったままのデスクワークはとにかく運動不足に陥りがちです。
暇な時間にストレッチをしたり間食を控えたりしてもそれでも体重が増えてしまい、ジムやヨガに通おうかと悩む人も多いでしょう。
確かに今は24時間営業のジムが増えてきて、仕事帰りに気軽に立ち寄れるようになりました。
でも仕事の後って肉体的にも精神的に疲れてしまって、予約したのに行きたくないなんてこともあります。
徒歩通勤の場合、前日の疲れが響いていない限りは体力が回復している状態です。
朝食を摂ったり家事を済ませたりしつつ出勤の準備を整えているので、しっかりとエンジンがかかっています。
朝の凛とした空気の中、エネルギーが満タンの状態で太陽の光を浴びながらの徒歩通勤は、一日のやる気もグンと漲っていきます。
ダイエットにも期待できる
冬は一年間の中で痩せやすいと言われている季節です。
寒さのために防衛本能で体は脂肪をため込もうとしますが、同時に体温を一定に保つため、代謝が上がり脂肪を燃やしやすくなる働きも見せます。
北海道の冬って毎日のように雪がビュービュー降るイメージがあると思いますが、近年だとそういうわけでもありません。
11月~12月にかけてはほとんど雪も降らず、寒くて晴れの日はしょっちゅうありますが、そんな日こそ徒歩通勤にとっては持ってこいのシチュエーション。
朝日に照らされた眩い雪に目を細めながら、30もも歩けば小春日和のような温かさとダイエット効果に期待できます。
お腹が空いた時の小技と組み合わせてみるとかなりいい
ちなみに仕事が終わった後に徒歩で帰る場合、お腹が空いたままで20分~30分を歩くのはなかなかツラく、帰り道にちらちらと通り過ぎるコンビニやスーパーの誘惑はかなり魅力的。
うっかり大量の食べ物を買い込んでしまって食べ歩いていた…という事が無いように、会社の給湯室などで歩く前に水を大体コップ一杯分(180ccから200cc)を飲んでから歩きましょう。
お腹が空いた時に物を食べるとカロリーを吸収しやすくなるのを防ぐための小技ですが、さらに軽い運動(徒歩退勤)をすると空腹が紛れます。
そのため、歩いて帰る場合は水を飲んでからにしましょう。歩いているうちに空腹間を忘れます。
冬の徒歩通勤のメリット③交通費が浮く
私が籍を置いている会社から紹介される派遣先は、通勤手当が出ないところがほとんどです。
そのため、バスと地下鉄の料金は往復で680円で、22日間出勤した場合、約15000円の自腹を切っていることになります。
交通費はSAPICAを利用しているのえ、乗るたびに10%のポイントが貯まるとは言え、それでも中々ツラいものがあります。
それがバスの分だけを徒歩通勤にすれば、地下鉄代だけだと往復400円なので、22日出勤の場合は8800円になり、約5000円弱浮かすことが出来ます。
また、調子のいい日は家から勤務先まで徒歩通勤にすれば片道代を浮かすことが出来ますし、慣れてきたら行き帰りも徒歩にすれば15000円分、そっくりそのまま浮かせることができます。
15000円は決して安いお金ではありません。交通費に当てていた分を貯金したり、欲しい物を買ったりなど使い道の幅は広がります。
今は交通費が支給される派遣会社も増えてきましたが、そうでないところに勤めている人で、それでも会社を変えたくない人にこそ徒歩通勤はお勧めです。
冬の徒歩通勤に必要なものアレコレ
歩きやすく滑りにくい冬靴
寒くなってくると路面が凍り、とにかく滑りやすくなります。
徒歩通勤で滑って転んでケガをしたとなると労災は降りるかもしれませんが、打ちどころが悪いと治りが長引いたり怪我がこじれてしまい、健康面を害してしまいます。
そうならないためにも、歩きやすく滑りにくい、徒歩通勤に向いた冬靴を購入しましょう。
また雪国での徒歩通勤は、雪の中を歩いたり、建物内でも廊下が雪や霙で濡れているため、防水性も兼ね添えた物を選ぶのが吉です。
リュックサック
徒歩通勤のカバンはリュックを選びましょう。
混んでいるバスや電車、地下鉄内ではいちいち床に降ろしたり手に持たなければなりませんが、徒歩通勤をする際にこれほど便利な物はありません。
ウォーキングは腕を大きく振って歩くのが効果的と言われていますが、リュックだと腕が降りやすいし、両手がふさがっていないため咄嗟のことにも対応できます。
水分補給用のドリンク
冬の徒歩通勤は寒いのもあって、さほど汗をかかないと考えがちです。
しかし冬は防寒対策もしているため、10分以上歩くとなるとそれなりに暑くなります。
運動して汗をかいたら水分を補給するのは脱水症状の防止のために注意喚起されていますが、それは冬の徒歩通勤でも同じです。
水、イオンウォーターなどを常備して、冬の徒歩通勤に臨みましょう。
通気性の良いインナー
繰り返しになりますが、冬の徒歩通勤は10分以上も歩いていると汗ばむほどに暑くなります。
そのため、ヒートテックなどの温かさを優先しているインナーではなく、通気性に富んだインナーを選びたいところです。
冬の山を登る人たちが愛用しているジオラインは、冬の徒歩通勤におすすめです。
温かさは勿論のこと、汗をかいても臭わない、速乾性に優れている、また冬の重ね着の際に起こりがちな静電気を軽減する効果もあるので、ぜひ1枚は持っておきたいところです。
お気に入りのアーティストの曲やリスニング教材等
人間は歩いている時はネガティブな感情を持たないと言われています。
なので、そういった時にこそもっと気分を上げたり、何かしらの知識を仕入れたりすることに徒歩通勤の時間は向いています。
お気に入りのアーティストの曲をスマホにダウンロードして、それを聞きながら歩けばテンションは上がりますし、足取りも軽くなってどこまでも行ける気持ちになります。
また、最近では「audible」で聴く本を買い、通勤の最中に聴く読書をする人も。
徒歩通勤中は本が読めないからと悩んでいる人も、聴く読書に切り替えて徒歩通勤をすれば、効率よく内容や知識を取り入れることが出来ます。
ちなみに私はあるセルフコーチングの動画を徒歩通勤の最中に聞いていますが、机の上よりも歩きながらの方が理解度が高いと実感しています。
冬の徒歩通勤の注意
メリットが多い冬の徒歩通勤ですが、いくつか気を付けておきたい部分もあります。
路面状況には気を付けよう
上でも書きましたが、冬は寒さのため道路が凍って滑りやすくなっています。
特に朝晩は気温が低いため、日が当たる場所でも道路が凍ってしまっているという事もザラです。
そのため日が差さない裏道は、広い範囲で凍っていて歩きづらい部分が多いです。
徒歩通勤をする際は、なるべく裏道を避け、滑らないように集中して歩くことが大切です。
防寒対策は怠らずに
冬の徒歩通勤は歩いているうちに暑くはなりますが、家を出てしばらくは寒いままです。
先日身を以て体験しましたが、どうせ汗をかくからと防寒を怠ってしまうと、あっという間に身体が冷え、風邪を引く直前まで行きます。
途中で暑くなっても寒い季節なのだという事を念頭に置いて、マフラーや帽子、必要であれば手袋は必ず装備していきましょう。
悪天候・体調が不良の場合は無理をしない
晴れているときの冬の徒歩通勤は、日の光が雪に反射してとても眩しかったり、寒さが火照った身体に心地よく感じたり、さほど苦にはなりません。
しかし、冬の天候は変わりやすく、あっという間に視界が見えないくらいに吹雪いたりすることもザラにあります。
天気予報やウェザーニュースをチェックして天気が荒れそうならば、普段より歩く距離を短くするなど、ある程度は妥協しましょう。
そして日によって、徒歩通勤をするほどの気力がない日も出てきます。
歩くことが健康にいいのは確かですが、自分の中で無理だと思ったら、徒歩通勤を休むことも必要です。
徒歩通勤をする元気が出ないなと思ったら、素直に公共の乗り物を使用しましょう。
服装が規定で決まっている人は荷物が多くなる
冬の徒歩通勤は、私服が自由なところでは、ある程度緩い服装が認められているので、だらしなく見えないウォーキングスタイルで行っても特に咎められることはありません。
しかし会社規定でオフィスカジュアルやスーツなど服装が決められている人の場合、リュックなどに着替えを詰め込んでいかなければならないので、荷物が多くなります。
正社員などで個々のロッカーがあればスーツなど会社用の服は置いて行けますが、派遣社員の場合だと、大抵はロッカーの専有が禁止されています。
服装が決められていて、朝から荷物を抱えて面倒くささを覚えるのが嫌な人は、通勤時ではなくて退勤に時間をずらして行いましょう。
朝から着替えの入ったリュックを背負って、会社に着いたら仕事の前に着替えなければならないと気分が沈むぐらいなら、一日の終わりに仕事の疲れをリセットする勢いで歩いて帰った方が精神的にも楽になります。
まとめ:徒歩通勤を始めるなら断然冬がおすすめ!!
いかがでしたでしょうか?
冬は日照時間が短いため、季節性うつに陥りやすい人が増える時期です。
その対処法として、太陽の光を浴びる時間を積極的に取り入れたりウォーキングをすることが挙げられますが、徒歩通勤はまさに打ってつけの方法です。
徒歩通勤は公共の乗り物を使うより時間がかかる分、朝は早く起きなければいけません。
しかしそのためには、否が応にも質の良い睡眠を取らざるを得ないし、途中でバテないためにも朝ごはんをしっかり食べる等、生活習慣の改善にも繋がっていきます。
寒い季節だからこそ、冬の間だけでも徒歩通勤をしてみませんか?
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