こんにちは、ほうりです。
週末や休みの日に地元や遠出先で温泉に入るのが大好きな私は、札幌すすきのにある都市型天然温泉と銘打たれているスパ・サフロのヘビーユーザーでもあります。
すすきのの真ん中で温泉や岩盤浴が入り放題、アメニティが使い放題の上、女性が泊まれるカプセルホテルというハイスペックスパであるスパ・サフロ。
しかしそんなハイスペックなスパ・サフロが放っておかれるハズもなく、週末ともなればカプセルホテルが埋まってしまっていることもしばしば。
そうした場合でもスパ・サフロは、入館料の他に深夜料金の1080円を支払えばリクライニングコーナー(もしくは仮眠室)で泊まることができ、値段的に見てもリクライニングコーナー(仮眠室)を利用した方がカプセルホテルよりも割安です。
ですが、カプセルホテルならではのメリットやリクライニングコーナーに泊まるデメリットもあるので、どちらも捨てがたいのもまた事実。
そんなわけで今回は、スパ・サフロに宿泊する際、カプセルホテルとリクライニングコーナー(仮眠室)のどちらがお得なのかをまとめてみました!
※スパ・サフロは2020年1月31日、建物の老朽化により閉館しました
カプセルホテルとリクライニングコーナー(仮眠室)の値段比較
素泊まりの場合
お得に泊まれて温泉三昧!札幌すすきのにあるスパ・サフロを徹底紹介!!でも書きましたが、スパ・サフロのカプセルホテルの値段と、リクライニング(仮眠室)を利用して泊まる場合の値段は下記の通りになります。
カプセルホテル料金 | ビジター | 会員 |
男女共通スタンダード(日~木・祝日) | 4500円 | 3600円 |
男女共通スタンダード(金・土・祝前日) | 5000円 | 4100円 |
ビジターと会員、曜日別で若干の差はあれど、素泊まりでおおよそ3500円~5000円で24時間利用できます。
そしてこちらは、リクライニングコーナー(仮眠室)を利用した場合です。
入館料 | 男性 | 女性 |
ビジター料金 | 2600円 | 2900円 |
会員料金 | 1950円 | 2250円 |
深夜料金(0時から5時までの利用) | 1080円 |
シルバー会員料金(65歳以上) | 1200円 |
男性ビジター:2600円+1080円=3680円、女性ビジター:2900円+1080円=3980円で、平日ビジターカプセル料金と比較すると若干安価で宿泊でき、24時間滞在可能です。
男性会員:1950円+1080円=3030円、女性会員:2250円+1080円=3330円の計算で、こちらも平日会員カプセル料金よりも安価で24時間滞在可能です。
そしてシルバー会員(65歳以上)なら、男女問わず1200円+1080円=2280円で24時間滞在できるため、シルバー会員の方は平日会員カプセルホテルを使用するよりも比べる迄もなく断然お得に24時間滞在することができます。
食事つきの場合
更にスパ・サフロは、カプセルホテルなら朝食付き、リクライニング(仮眠室)なら、お食事がセットになったプラン(会員限定)があります。
朝食付きカプセルホテル(ネット・電話予約) ※和食・洋食の2種類から 朝6:00~9:45まで |
男女共通 |
日~木 | 4230円 |
金・土・祝前日 | 4730円 |
食事パック | 男性 | 女性 |
ランチパック スパ利用+選べるお食事(6種類から)+選べるソフトドリンク1杯がセットになったお得なパック・受付時間 10:00~14:00まで・食事時間 11:30~15:00まで |
2800円 | 3100円 |
夜食パック スパ利用+選べるお食事(4種類から)+選べるドリンク+深夜料金がセットになったお得なセット・受付時間 22:00~3:00まで・食事時間 22:00~3:45まで |
3900円 ※深夜料金込み |
4200円 ※深夜料金込み |
カプセルホテル(朝食付き):4230円~4730円、ランチパック(深夜料金含む):男性3800円、女性4100円、夜食パック:男性3900円、女性4200円で宿泊できる計算になります。
選べる食事の種類の多さからも、この中でトータル的にコスパが良いのは、ランチパックという事になりますね。
値段的に見てみればリクライニングコーナー(仮眠室)に軍配が上がりました。
しかし女性から見てみれば、価格の差にそれほど大きな開きはありません。
値段だけで判断するのは中々難しいので、次はカプセルホテルとリクライニング(仮眠室)を利用するそれぞれのメリットと若干のデメリットについて説明します。
スパ・サフロのカプセルホテルのメリット・デメリット
メリット1 ゆったりしていてコンセントと目覚まし時計が設備されている
スパ・サフロのカプセルホテルは、上・下段に分かれており、内部はそれなりに広いです。
身長165㎝、体重が平均を大きく上回るゴリラ並みの私ですら、特に閉塞感を感じることなくゆったりと横になって休めることができる造りになっています。
内部にはコンセントや照明、時計などが設置されているので、区切られたスペース内でスマホを充電しながら横たわって見れるという、痒い所に手が届く造りになっています。
ビジネスホテルなどではベッドサイドにコンセントがない所も多々あるので、寝ながらスマホを見たい自分としては、スパ・サフロのカプセルホテルはかなりありがたいです。
メリット2 静かな空間でのんびり休める
また、スパ・サフロのカプセルホテルは、扉で区切られた大きな部屋の中にそれぞれのカプセルが備え付けられているという感じです。
なので、扉によって雑音がシャットアウトされているため、音がうるさくて眠れないという事はほとんどありません。
メリット3 毛布がすぐ近くの棚にある
スパ・サフロはカプセルホテルの室内に毛布の棚があるので、寒かったら毛布を自由に使えます。
ルーム内の温度は適温に保たれていますが、秋から冬になると人によっては寒さを覚えます。
フロントまで行って毛布を取りに行くのは面倒くささを感じるので、室内の棚に設置されているのは地味にありがたいです。
メリット4 外出自由
スパ・サフロはカプセルホテルに泊まると、通常のビジネスホテル同様に外出ができます。
加えて24時間営業ですから門限はなく、夜中に遊びに行って明け方に帰ってくることも可能です。
温泉も清掃時間の朝5:00~6:00を除けば入り放題なので、寝る前に一っ風呂を浴びてからカプセルホテルで睡眠を取ったり、素泊まりであるなら、朝は有名ホテルのブッフェを食べに行って、再び戻ってきてからひと眠り…なんて過ごし方もできますよ!
デメリット1 人によっては二段カプセルの上り下りがきついかも
スパ・サフロのカプセルホテルの上段は、下段の横に足場が付いていてそこを上り下りすることになりますが、上段の入り口と足場との距離があるのと足場の幅が小さいので、人によっては上段への昇り降りがきついかなと思います。
実際私も、カプセルホテルを利用するために電話で予約する時は「下段でお願いします」と毎回頼んでいます。
ネットでスパ・サフロのカプセルホテルを予約する場合も、スパ・サフロオンライン予約・じゃらんnet・楽天トラベルなら備考欄にその旨を書けばよほどのことがない限りは下段を用意してくれますので、上段を避けたい人は備考欄に下段を希望すると書きましょう。
デメリット2テレビ・ラジオが付いていない
スパ・サフロのカプセルホテルはテレビが設置されており、以前までは視聴できましたが、現在は見ることができません。
ラジオも設置されていないので、寝しなにテレビやラジオを視聴しながら眠りたいという人は、その部分は割り切ってカプセルホテルに泊まるか、もしくはリクライニングコーナーを利用するのが無難でしょう。
ただ、今はすっかり珍しくなったブラウン管タイプのテレビなので、オブジェとして眺めを楽しみたいという人にはたまらないと思いますw
スパ・サフロのリクライニングコーナーで泊まるメリット・デメリット
メリット テレビが見れてコンセント付き
リクライニングコーナーで宿泊する場合の最大のメリットは、テレビが見れてコンセントが付いているというところに尽きると思います。
ヘッドホンが付いているので周りに迷惑をかけることなくテレビを見ることができますし、更に漫画も充実しているので、漫画を読んでくつろいでいる間に、スマホを充電するという過ごし方ができます。
またカプセルルーム内と同様に、毛布もリクライニングコーナー内に設備されていますので、快適な状況でくつろぐことができます。
デメリット1 予約ができないので、確実に休めるかが判らない
リクライニングコーナーで泊まるのは確かに安価です。
しかしリクライニングコーナーはカプセルホテルとは違って予約することができませんので早い者勝ちになります。
特に週末前から週末にかけては、カプセルもリクライニングコーナーも仮眠室も全部埋まってしまうほど混んでいる場合がほとんどです。
過去に私も週末前にスパ・サフロに行きましたが、どこもかしこも満員で、リクライニングコーナーの床にバスタオルを強いて毛布をかぶって眠った経験があります。
当然疲れは全く取れず、次の日は温泉も岩盤浴もそっちのけで、ようやく空いたリクライニングコーナーで貪るように眠りこけてました。
ゆっくりと休むつもりでリクライニングコーナーで泊まろうと思っていても、思いのほか先客が多くて席が全然空かない状況は割とあります。
スパ・サフロに確実に泊まりたいという人は、カプセルホテルを予約するのをおすすめします。
デメリット2 仕切りがないため、うるさく感じるかも
リクライニングコーナーは23時30分頃に消灯となるので、眠る環境はある程度整えられます。
しかし隣にあるレストランは24時間営業の上、扉が閉められるといった措置がないので、足音や雑談、レストランのテレビの音、そして眠っている人の鼾も聞こえてきますので、ゆっくり休みたいという人には向いていません。
また、消灯はあってもテレビの視聴が制限されているわけではないので、消灯後もテレビを見ている人がちらほらと見受けられます。
これらの光源や音が気になって眠れないという人は、アイマスクや耳栓をして眠るか、隣にある仮眠室が空いていたらそちらで眠るか、やはりカプセルホテルを予約するのがおすすめです。
デメリット3 外出ができない
あくまでも外出がOKなのは、カプセルホテルの宿泊者のみです。
それ以外の人が外出する場合、チェックアウト扱いになってしまうので、外出予定がある人はカプセルホテルを選ぶのをおすすめします。
スパ・サフロの仮眠室のメリット・デメリット
メリット 一日を通して室内が睡眠に適した環境である
仮眠室はリクライニングコーナーの更に隣にある、一番奥まった部分にある部屋です。
数年前にマットが並べられている部屋から二段ベッドを設置した部屋へと改装したため、カプセルホテルよりもゆったりとした状態で眠れるようになりました。
照明は一日を通して薄暗いため、リクライニングコーナーでは明るくて眠れないという人にとっては、睡眠するにはとても最適な場所と言えます。
デメリット+α コンセントがない
仮眠室はリクライニングコーナーと同じく、
・予約ができないので早い者勝ち
・間仕切りがないので雑音や光源が気になる
・外出ができないに加え、コンセントがありません。
そのため、スマホのバッテリーが切れかけの際に充電しながら休むことが出来ません。
ベッドの中でバッテリー残量を気にせずにスマホを使いたい人は、モバイルバッテリー等が必需品となります。
カプセルホテルとリクライニングコーナー(仮眠室)のメリット・デメリットまとめ
というわけで、スパ・サフロに泊まる場合のカプセルホテルとリクライニングと仮眠室のメリット・デメリットについてまとめてみました!
価格を抜きにして考えてみるとそれぞれに一長一短があり、かえってどのタイプが一番お得なのか迷ってしまうかもしれません。
ただ、スパ・サフロはカプセルホテルに泊まったらリクライニングコーナーや仮眠室を使ってはいけないという決まりはありません。
うっかりリクライニングコーナーで転寝てしまっても特に罰則は設けられていないので、確実に寝るところが確約されていて、なおかつ好きなところで自由に休むことができるという部分を考えると、カプセルホテルに泊まるのが一番お得でしょうか?
外出予定がある/確実に宿泊したい人
・出かける予定はない
・どんな場所でも眠れるし、夜通し温泉や岩盤浴に入っていたい
・できるだけ安価で利用したい
・出かける予定はない
・どんな場所でも眠れるし、夜通し温泉や岩盤浴に入っていたい
・できるだけ安価で利用したい
・モバイルバッテリーを持っている
といった風に、目的や自身の状態で、カプセルホテルかリクライニングか仮眠室かを選ぶのも良いかと思います。
どのプランでもコスパが良いスパ・サフロですが、2020年1月31日に建物の老朽化によって閉館しました。
長い間、お疲れ様でした。
[hotel]
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