こんにちは、ほうりです。
北海道の玄関口と呼ばれる新千歳空港からおおよそ2駅ほど隣にある千歳市。
2019年7月5日にこの千歳市に、まるでマンションのようなレジデンシャルホテルが誕生しました。
その名もPiece Chitose S1
千歳市の駅前は様々なビジネスホテルがひしめき合っていて、ご飯が美味しかったり、温泉が付いていたり、お風呂とトイレがセパレートタイプだったり、5000円以下で泊まれたりと中々バラエティ豊かなホテルが多いのですが、このPiece Chitose S1もそんな千歳市駅前のホテル達と互角に競い合えると感じました。
お風呂とトイレがセパレートだというのにも心惹かれましたが、それ以上に家電製品が一通り揃っていて”暮らす”ことをコンセプトとしたPiece Chitose S1。
一体どのようなホテルなのかを、写真を交えて今回は紹介していきます。
Piece Chitose S1のフロントは無人
Piece Chitose S1は無人対応なのでフロントとのやり取りの手間が省けるという触れ込みがあるのですが、一体どういう対応なのかとずっと不思議に思っていましたが、その疑問は到着してすぐに解決しました。
オートロックタイプのマンションの風除室のモニターでチェックインを行うのですが、どのボタンを押せばいいのかもきちんと書かれていて、非常に分かりやすかったです。
管理室かどこかに繋がりモニターにPiece Chitose S1の従業員が出てきて、まずは本人確認を行うことになるのですが、初めてという事もあってその辺りでもたついてしまいました。
フロントで混雑したり手間取る煩わしさを感じさせないためのPiece Chitose S1の無人システムですが、今回はチェックインした時間帯は私一人しかいなかったものの、たまたま入館が重なり合った場合に、モニターは一つしかないのでそれなりに待たされたり手間取ったりするのではないかなぁと正直なところ思いました。
Piece Chitose S1のエントランス
自動チェックイン機の注意点
Piece Chitose S1のエントランス部分に入ると、そこには自動チェックイン(アウト)機とアメニティ類が置かれています。
この自動チェックイン機を操作して、泊まる部屋のカードを発行してくれるのですが、実はここでもちょっと戸惑いました。
と言うのも、Piece Chitose S1はカード支払いに対応はしているのですが、使用できるカードがJCB・AMEX・ダイナースに限られていて、VISAやMASTERが利用できないことをすっかり失念していたからです。
幸い満遍なくカードを持っていたおかげで、JCBカードが手持ちにありましたが、カード支払いをしたい方はきちんと種類を確認してからPiece Chitose S1に泊まるようにしましょう。
Piece Chitose S1のアメニティについて
また、エントラスルームには写真のようにアメニティが置かれています。
写真では分かりづらいですが、女性にとって嬉しい化粧水や乳液は勿論、シャンプーやリンス、洗顔フォームやメイク落とし、歯ブラシやカミソリもこちらで持って行くことが出来ます。
そして一番ポイントが高いと感じたのは、ジェルボールタイプの洗剤も置いてあること。
このジェルボールタイプの洗剤、粉末とも液状とも違う形なので密かに気になっていたので、個人的には一番びっくりしました。
アメニティ類は一人いくつという決まりは特になかったので、宿泊する日数分を持って行っても自由ですし、長旅で洗濯物が溜まっている人は洗濯機を回す分ジェルボール洗剤を持って行けるのが非常に嬉しいところですね。
○アメニティ一覧(フロントよりお持ち下さい)○
・ガウン
・フェイスタオル
・バスタオル
・バスマット
・ハンドタオル
・髭剃り
・歯ブラシ
ちなみに、ガウン・フェイスタオル・バスタオル・バスマット・ハンドタオル類などもエントランスから持って行くように書かれていますが、これらの物は宿泊する部屋のベッドの上にきちんと設置されていますので、荷物を持っているのに更に大荷物になるという面倒くささはありません。
Piece Chitose S1の部屋の間取りについて
一言でいえばおしゃれなワンルームマンション
今回私が泊まった部屋はシングルで、センスのいいワンルームマンションのような感じでした。
部屋の隅にささやかに置かれている植物が良い味を出しています。
観葉植物かどうかは触ってないのではっきりはしませんが。
壁掛けのテレビと加湿器とストーブ。
ちなみにテレビの上の部分にはエアコンもあるので、暑くても寒くてもオールマイティに対応できる設備です。
見切れていますがキッチンシンクと冷蔵庫とオーブントースターとオーブンレンジ。
自炊したい人にとっても死角なしの設備。
勿論、炊飯器や鍋、包丁、カトラリーも完備済です。
一瞬諦めかけたクローゼット
個人的に一番見つけづらい位置にあると感じたクローゼット。
玄関から入って目の前にトイレ、左隣にワンルームに通じる扉があるのですが、クローゼットはそのすぐ裏側にあります。
ワンルームと玄関を繋ぐ扉を開けっぱなしにすると、完全に死角になってしまうため、初めて泊まった人は「え、クローゼットないの…?」と勘違いする人が私以外にもいるかもしれません。
クローゼットの中身その1・アイロン
クローゼットの中身その2・アイロン台
クローゼットの中身その3・荷物置き場
クローゼットの中身その4・掃除機と金庫
クローゼットの中身その5・洗濯バサミ付きハンガーと小物干し
ベッド以外のくつろぎスペースもバッチリ完備
ベッド脇には一人掛け用のソファーとローテーブルもあるので、くつろぐ場所も食べる場所もバッチリと整えられています。
テーブルの上に置かれているのは、Piece Chitose S1のホテル案内の他にも、室内で使うことになる家電の説明書も備え付けられています。
家電は勝手が違うと使いづらさを感じますので、こういった設備があると非常に心強いです。
機能的なお風呂場と洗濯機
勿論お風呂もセパレートタイプで、浴槽も広く、足を伸ばしてのんびりと浸かることが出来ます。
浴室にはアメニティ類が置かれていないので洗い場も広のびのびと使えますが、浴室用の椅子がなかったのが少々不便に感じました。
また、こちらのお風呂はボイラーで温度調節をしながら入ることが出来ますが、自動でお湯を入れたり止めたりする機能は無いようでした。
浴室とワンルームの間にある洗面所兼ランドリー室。
家庭用洗濯機と変わらない大きさなので、何でも気軽に洗えます。
ちなみに小物はクローゼットの中にある小物干しで干せますが、大き目の物は浴室の天井付近に渡されているカーテンレールのような物に干すことが可能です。
乾燥機機能も備え付けられているため、洋服だとその日のうちに洗濯すれば翌朝乾いて持って帰れて便利だという声も上がっています。
Piece Chitose S1の朝ごはん
Piece Chitose S1はキッチンがあるので自炊も出来ますが、朝ごはん付きのプランもあります。
当時の朝食内容は種類別のパンとゆで卵、スープといった軽食ですが、パンは食べ放題且つ中々美味しいので満足しました。
スープの他にはホットコーヒーなど温かい飲み物も飲めますが、冷たい物は置いていなかったので、冷えた牛乳などを朝に飲みたい人はちょっと物足りないかもしれません。
Piece Chitose S1のアクセス
Piece Chitose S1は閑静な場所にあるため、千歳駅から向かうには少々分かりづらい場所にあります。
私は札幌ターミナルから出発する中央バス(千歳線)に乗って行きましたが、千歳駅の2つ前の「もりもと本店前」か、さらに1つ前の「錦町十字街」で降りた方が距離的に近いと思いました。
ちなみに私は「錦町十字街」で降りて、バス停の目の前にあるマクドナルドで食料を買った後にPiece Chitose S1へと向かいました。
最寄りのバス停やJRからは距離はありますが、その間にもりもと本店を始めコンビニや居酒屋、飲み屋などがあるので、腹ごしらえをしてから向かったり、ホテルで食べる物を買い込んだりするには困らない立地にあると言えます。
Piece Chitose S1レポ まとめ
いかがでしたでしょうか?
最寄りの駅から離れている場所に、一見して普通のマンション風のタイプであるPiece Chitose S1。
シングルルームの他にも家族で泊まれる広さのツインルームもあり、家族連れやカップルで泊まる場合もかなりコスパが良いホテルと言えます。
また、有料ですが先着で15台要予約でパーキングが用意していたり、前日までの予約(先着9名)で新千歳空港まで送迎のサービスがあったりと、旅行なり出張なり行く人にとってもありがたいホテルだと思います。
・料理が好きなので自炊できるホテルに泊まりたい
・長旅で洗濯物が溜まってきたので、宿泊先でまとめて洗いたい
・最新の家電に囲まれたホテルに泊まりたい
そんな方はぜひ、Piece Chitose S1へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
風情ある千歳の街を楽しみながら、自宅のような気軽さで泊まれるPiece Chitose S1は旅行サイトからの宿泊予約がおすすめです。
Piece Chitose S1
〒066-0041 北海道千歳市清水町1丁目7番1
011-211-1272※受付時間:10:00~18:00(年中無休)引用元:北海道千歳市に長期滞在可能なレジデンシャルホテル 「ピエスPiece チトセChitose エスワンS1」7/5オープン
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