こんにちは!ほうりです。
マスクの品薄状態が長く続いている中、巷では様々な手作りマスクの動画やレシピがあります。
地元の手芸店では目立つ所にダブルガーゼの反物や立体マスクのレシピと型紙が置いてあったり、YouTubeやネットでは色々な人が色々なマスクを作っていて、マスク不足が解消されない中、大いに役立っています。
そんな中、とある100均ではパイルガーゼ地のタオルの近くに『手作りマスクにどうぞ』というPOPが飾ってありました。
手作りマスクの素材はダブルガーゼが最適ですが、パイルガーゼもガーゼです。
加えてデザインも、猫やパンだと言った可愛いものや白×青、白×黒といったチェック模様、更にライトイエローやライトピンクといったパステルカラーの無地の物が置いてあり、「色んな模様のマスクが出来るなぁ」と思い、いくつか購入して不器用ながらもマスクを作ってみました。
折りたたむタイプの物ではなく縫い合わせる必要はありますが、手先が不器用な私でもそれなりの物を作れたので、義務教育の家庭科の授業を受けていた人ならば誰にでも出来ると思います。
今回は、パイルガーゼを使ったマスクの作り方とメリット・デメリットについてまとめてみました。
パイルガーゼの手作りマスクの作り方
まず材料は、
・ゴム紐(30~32㎝×2)
・家庭用手縫い糸(白)
になります。
まず、画像のように中央に向かって三つ折りにして、中央から切り分けます。
ゴム紐を通すために、両端を1~2cm弱折りたたんで縫っていきます。
かなりの厚みがあるので、半返し(本返し)縫いよりも、まつり縫い(普通まつり)の方がスムーズに縫っていけます。
この時ゴム紐を通すには、安全ピンかヘアピンにゴム紐を括りつけると、楽に通すことが出来ます。
試着してみて、耳が痛くならないようにゴム紐の長さを調節し、結び目を隠せば完成です。
パイルガーゼタオルはどこで売ってるの?
パイルガーゼマスクの材料であるパイルガーゼタオルは、セリアで購入しました。
ハンカチや手ぬぐいと同じ場所には置いてなく、フェイスタオルのコーナーに置いてあります。
大きさは、30㎝×30㎝の物と30㎝×70㎝の物がありますが、失敗しても良いようにと1枚から2~3つのマスクが作れるという意味で、後者を選びました。
何故パイルガーゼが良いの?
手作りマスクに最適なのはダブルガーゼマスクですが、マスク不足の昨今、そちらを入手するのも中々厳しい状況にあります。
マスクとして長時間着けることを考え、出来るだけ肌につけていて不快感を感じない物をと選んだ時、ガーゼ素材の物がいいなと思い、パイルガーゼタオルを選びました。
パイルガーゼマスクの付け心地
パイルガーゼマスクを付けて外出しましたが、ダブルガーゼと同じくガーゼ素材なので付け心地は抜群です。
加えて厚みもあるので口元や鼻はきちんと覆われますので、安堵感も得ることが出来ます。
咳エチケットではくしゃみや咳をするときはハンカチやティッシュで押さえるようにとされていますので、パイルガーゼマスクはその役割を十分果たすと言えるでしょう。
しかし、パイルガーゼで作ったマスクは、ダブルガーゼで作った物に比べると、若干のデメリットが生じます。
パイルガーゼマスクのデメリットについて
その①厚みがある故の弱点
パイルガーゼのマスクはその厚み故、走ったりすると通常のマスクに比べて少々息苦しさを感じます。
加えてやはり厚みのせいか熱がこもりやすく、暑くなる時期には向いていません。
またパイルガーゼという丈夫な生地なので、ダブルガーゼに比べると少し重たく感じることもあります。
ただこれらの点については、あくまでこの手順で作った物故に感じたことなので、二つ折りにするのではなく、一枚タイプにしたり、三つ折りにして真ん中を縫い付けていけば解決しそうな気はします。
その②プリーツマスクや立体マスクには向いていない
ダブルガーゼは平面型のマスクだけではなく、作り方によってはプリーツタイプや立体型のマスクにすることも可能です。
しかしパイルガーゼタイプの物は素材のせいか、立体系やプリーツタイプの物は作りにくいように思います。
試しに立体型マスクを型紙とレシピに沿って作ろうとしましたが、あえなく生地一枚を無駄にしてしまいました(^_^;)
ただ、これは私の腕の問題もあると思うので、器用な人は立体型マスクやプリーツ型マスクをパイルガーゼで作れているのかもしれません。
少なくとも私の腕では無理だったという話です。
手作りパイルガーゼマスクについて まとめ
一時はダブルガーゼも品薄になり、手作りマスクを作ることも困難になった中で、パイルガーゼでもマスクを作れることを知った時は、本当に目の前に光が差し込んだかのようでした。
パイルガーゼもダブルガーゼと同じように洗うこと出来るので衛生面でも安心ですし、厚みや重さはあるものの、ガーゼ素材なので長時間肌に触れ続けていても不快感を感じづらいのがメリットです。
それでいて私のような不器用な人間でもそれなりに作ることが出来、マスクは買う物ではなく作るものだという新たな常識が設立されそうですw
万が一避難生活を余儀なくされた場合にも使うことが出来るので、避難セットの中にそっと忍ばせておくのも良いかもしれませんね。
まだまだパイルガーゼはあるので、試行錯誤しながら作っていきたいなと思います。
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