2020年9月6日 大幅リライト
こんにちは、ほうりです。
備えあれば憂いなし!北海道ブラックアウトで役に立った防災グッズについてで書いたように、胆振東部地震では北海道全域が停電に見舞われました。
幸い我が家は倒壊の危険性もなく、ガスや水道が使えた上、電気も一日足らずで復旧したため、自宅でどうにか乗り越えることが出来ました。
件の地震以降も様々な自然災害に襲われやすい日本において、防災グッズを備えておくのはもはや常識となりました。
しかしながら、
・防災グッズって一体何を揃えておけばいいの?
・揃えなきゃならないのは判っているけど、どこから手を付けて良いのか分からない!
そう思っている方も中にはいるのではないでしょうか?
そんなわけで今回は、自分自身の持ち物と照らし合わせながら、最低限これだけは用意しておきたい防災グッズについてまとめてみました。
※今回の記事は、独り身の女性が自宅で過ごすことを想定して書いています。
予備のストーブ・携帯カイロ
自然災害は時を選ばずにやってくる上、真冬に電気が止まれば人生詰んだも同然です。
2017年2月半ばにボイラーが壊れるという事態に陥りましたが、予備のストーブはおろか運悪くホッカイロもない状態でした。
着る毛布とどてらを着込んでどうにか乗り切ることは出来ましたが、この時ほど予備のストーブやカイロを買っておけばと思ったことはありませんでした。
北海道胆振沖地震では、幸いにも朝晩特に冷え込むといったことにはなりませんでしたが、こういった幸運にいつも恵まれるとは限りません。
ホッカイロは気軽にスーパーやコンビニなどで単品で入手できますし、薬局などでは20~40個入りといったパックで売られています。
また種類も、ポケットの中に入れる物や貼って使う物といった様々なタイプが売られています。
最悪ストーブが無いとしても、着る毛布やどてら、後述する新聞紙と一緒に貼るタイプのカイロを使用すれば防寒効果は得られます。
また冬だけではなく、夏のエアコン冷えや首や肩のコリを解消するといった使い方も可能なので、常備しておいて損はありません。
ただ、ホッカイロは有効期限があります。
有効期限を過ぎても使えないことはありませんが、温度が不安定になって火傷をしてしまうリスクが高くなります。
ローリングストック法を用いて、カイロは有効期限内に使い切って新たに備蓄用を補充していきましょう。
災害用のストーブは、カセットガスストーブがおすすめ。
燃料となるカセットボンベはガスコンロにも使えますし、今は100均でも簡単に手に入ります。
携帯や安全性の他、灯油ストーブに匹敵する温かさを誇る物もあるので、ぜひ入手したいところです。
ハンディカム(充電式)のミニ扇風機
災害による停電は真冬だけではなく、真夏に起こっても死活問題になります。
年々暑さが上昇している夏にブラックアウトが発生し、冷房が軒並み止まってしまったとなれば、熱中症や脱水症状などを引き起こす危険性があります。
そういったリスクを避けるために停電時の暑さ対策として、停電時に使えるハンディカム用の扇風機を用意しておくと安心です。
首にかけることができるハンズフリータイプな上、充電すれば弱風で12時間も持つという優れもの。
折り曲げが自由なので、カバンに入れて外出先で使える上、充電器に繋げれば強風でも長い間使うことも可能です。
こちらは内蔵バッテリーが4000mAhという大容量の手持ち扇風機。
角度も360度折り曲げられて超コンパクトサイズになるので、持ち運びは勿論置き場所にも困りません。
缶詰、レトルト、カップ麺などの非常食
胆振東部地震が起きてしばらくの間、スーパーやコンビニの食料品棚はほとんど空の状態になりました。
幸い我が家は、自宅にある食材で食事はある程度は賄えました。
ですが、蓄えが無いときに災害が起こった場合
・食料品を求めて店に行っても混みあっていて入店できない。
・そもそも店自体が開いていない
という事態も想定されます。
そういったことを少しでも回避するため、3年弱は持つ非常食をストックし始めました。
写真はボローニャのパンの缶詰ですが、その他にも
◇普段使いでも優秀なカップラーメンやレトルト食品
◇空腹だけではなく気持ちを紛らわせるためのお菓子
◇時間がないときに栄養が取れるカロリーメイトやウィダーインゼリー
◇疲労回復効果が見込めて、素早くエネルギーになるブドウ糖
などを取り揃えています。
その他にも、普段使いのレトルト食品なども常備していますが、こちらはローリングストックを実践しています。
引用元:トクする!防災
ローリングストックを実践することで、以下の効果が得られます。
・平素の食事も若干の手抜きが出来る
・災害時でも食べ慣れた物を食べられる
賞味期限と保管先を常に意識することが前提となりますが、それほど難しいことではありません。
すぐにでも実践できる防災対策です。
京都の祇園が発祥の老舗のパン屋・ボローニャ。
2004年の新潟県中越地震をきっかけに商品化への着手に取り組み、2007年に販売された非常食に特化した缶入りのパンです。
缶詰めに入っていてもその美味しさは損なわれることはなく、被災中でもホッとできる味わいです。
そのコンパクトなサイズながらも1ブロックが274Kcalという栄養価が高い備蓄食。
ビスケットバーで調理することなくお手軽に食べられます。
また、水が確保できなかった時のことを想定して作られているため、口どけが良いのも嬉しいです。
平素でもお世話になる携帯食品の詰め合わせ。
ローリングストック法を実施しやすい物ばかりな上、非常時にはローテーションで食べられるので飽きが来ません。
サッポロ一番って実は水だけで作れるんですよ
乾麺を水450ccに浸して25分くらい置くと麺がかなりもどる
おまけに付属の粉末スープは水に溶けるようになってるのでスープも旨い
水さえあればりっぱな食料になるので台風対策に是非#台風対策 pic.twitter.com/yti1XpZMu9
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) October 11, 2019
馴染みがありすぎるラーメンブランドがまさかの非常食に!
緊張し通しの避難生活の中で胃袋を満足させることが出来ますし、何と言ってもスーパーで手に入りやすい。
気軽にローリングストックが出来る心強い保存食と言えるでしょう!
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水、または水を確保できるポリタンク
非常食と同じように、水も必要不可欠な物になるため、必ず用意しておく必要があります。
・飲料水
・料理
・トイレ
・洗濯
・洗浄
など、多方面に欠かせない物なので、どうにかして取り揃えておきたいところです。
平素であれば、水道水を2Lペットボトルなどに汲み置きして3日ほど保存すると言った、ローリングストックを実践することができます。
保存し終えた水は洗い物や洗濯に回せば、無駄なく使い切ることが可能です。
それでも急に断水した際、給水所から水を持ってくる必要性がある場合も想定して、ポリタンクも準備しておきましょう。
簡易トイレ
非常食を用意したなら、当然出すことも考えて簡易トイレも備えておきます。
自宅のトイレがそのまま使えるのならば、ポリ袋をかぶせて便座で挟むタイプがおすすめ。
凝固剤や臭いを密封する袋も付いているため、衛生的にも心理的にも楽になります。
トイレットペーパーを置いている棚の上にも楽々置ける大きさなので、携帯性にも優れています。
生理用品
生理用品は女性にとって重要な必需品です。
生理の最中は平素でもデリケートゾーンの清潔を保つのに苦労します。
2時間に一度は生理用品を取り換えなければ、下着や衣服が汚れてしまうほど、多量な血液が絶えず流れているわけです。
生理用ナプキンは怪我をした際にガーゼや包帯代わりにも使えますので、自分の身は自分で守る意味でもぜひ普段から多めにストックしておきましょう。
生理用ナプキンは出来れば多い日用を選ぶのが吉。
大は小を兼ねるという諺の通り、多い量を吸収できることに越したことはありません。
傷当てに使うことも想定すると、小さいより大きい方が良いです。
水のいらないシャンプー・マウスウオッシュ・赤ちゃんのお尻拭き
災害時に断水になった場合、水は貴重品になります。
飲料水や食事として回される分、どうしても衛生面を保つのは難しくなります。
水のいらないシャンプーやマウスウオッシュ、低刺激のウェットティッシュは、そんな状況の救世主。
限りある貴重な水を節約できるばかりか、身体を清潔に保つことが出来る便利アイテムです。
水のいらないシャンプーは、病気やケガなどでお風呂に入れない際の頭部の清潔を保つことができます。
マウスウオッシュは忙しくて歯を磨けない時などに重宝するなど、災害の時以外でも効果を発揮します。
赤ちゃんのお尻拭きは、赤ちゃんだけではなく大人でも災害時にボディシート代わりに使える優れものです。
デリケートな赤ちゃんの肌を考慮して作られた物ですから、敏感肌な人も安心して使える上厚みがあるので消費量も少なくて済みます。
その他にも、
・お尻拭きなのでトイレットペーパー代わりにもなる
老若男女使えて、何役もこなせる赤ちゃんのお尻拭きは、出来れば多めに備蓄しておきたいところです。
マスク・除菌シート・消毒液
現在はコロナ禍の真っただ中なので、マスクは手放すことが出来ない必需品になりました。
ましてや災害に見舞われた際は、粉塵や埃が多くなる状況が想定されます。
既にマスクを常備しているという人も多いと思いますが、今一度確認しておきたいところです。
普段のマスクは繰り返し使える物が望ましいですが、防災グッズのマスクは衛生面から考えて使い捨てが望ましいです。
除菌シートや消毒液も、コロナ対策のために今では欠かせないものとなりました。
こちらもマスク同様、きちんと備蓄があるか確認しておきたいアイテムです。
新聞紙
新聞を取っている場合、こまめに自然回収に出さなければ堪りまくってしまいます。
ですが災害時には、役立つ防災グッズに早変わり。
意外に防寒性に優れているので、
・おなかに巻けば腹巻きの代わりになる
・衣服の中に着こめる防寒インナーになる
・靴下と重ねて穿けば足元の冷えを解消する
など、冬の災害時には頼もしいことこの上ありません。
また、自宅トイレの水が出ない場合、便座の蓋に挟んで設置したゴミ袋の中に吸水性に富んだ新聞紙を入れて、凝固剤を混ぜれば、立派な簡易トイレになります。
ちなみに用を足し終えた後は、ゴミ袋の口を縛り、そのままし尿ゴミとして出すことが出来ます。
その場合は、あらかじめゴミ袋にし尿ゴミであることを記載しておきましょう。
ビニール袋・ジップロック
ビニール袋は上記に書いた通り簡易トイレにも使用できますし、ゴミ処理や簡易食器など書き切れないほどの用途に使えます。
2020年に入ってレジ袋の有料化が導入され、以前のように気軽に貰えなくなってしまいましたが、防災グッズとしては超優れものです。
買い物の際に防災グッズを買うと割り切ってレジ袋を貰うか、100均などでまとめて購入するなどして一定数キープしておきたいものです。
ジップロックもビニール袋同様に、様々な用途に使える優良アイテムです。
中身が見える作りなので、どんな防災グッズが入っているのか一目で確認できます。
また蓋がしっかり閉じられるので防水効果も期待できるので、スマホやタブレットの防水ケースとして使うことも可能です。
ライターやマッチ、チャッカマン
カセットコンロを使ったり、停電時に蝋燭やランタンなどを使う際に重宝するのがライターやマッチ・チャッカマンです。
我が家では墓参や花火をするためにチャッカマンを常備していますが、使い勝手はライターやマッチより良いと思います。
使わないときにはロックがかかるので安全面でも安心できます。
持ち手の部分に釘や紐を通せば、S字フックや釘などにぶら下げておけばいいので、保管スペースも取りません。
厚手の軍手
厚手の手袋は、地震にあった際に散らかった食器や家具を片付けたり、救助活動を行う際に必要になってきます。
素手で片付けをするのは怪我をするリスクが高まるので、それを防ぐためにも1枚は持っていたいアイテムです。
食器やがれきなどを運ぶことを考えて、耐切創性に富んだ素材で作られたものを選ぶようにしましょう。
耐切創レベルについて(耐切創性の評価値を表します)
※カットレベルとはEU規格耐切創試験数値結果を5段階で表示したものになります。引用元:作業手袋の種類について
携帯ラジオ・懐中電灯
備えあれば憂いなし!北海道ブラックアウトで役に立った防災グッズについてでも書きましたが、携帯ラジオは被害状況や復旧状況、その他給水場などの情報などを収集するのに大いに役立つアイテムです。
そして夜に被災し更に停電した場合は、懐中電灯が必要不可欠になってきます。
こうしたことも踏まえて考えると、携帯ラジオと懐中電灯が一体型になった防災ラジオが一番だと思います。
その他にも救助を求める場合にサイレンが鳴り響く機能が付いていたり、手回し式で充電できる機能も兼ね備えていて、なおかつコンパクトな物も多いため、非常時に持ち出すのにぴったりなサイズです。
モバイルバッテリー・マルチケーブル
こちらも備えあれば憂いなし!北海道ブラックアウトで役に立った防災グッズについてでも書きましたが、スマホをラジオや懐中電灯代わりにしている人は、必ずモバイルバッテリーもセットで常備しましょう。
ツイッターやLINEなどで無事を報告したり情報収集をすれば、その分バッテリー消費も激しくなります。
いつ充電できるか分からないと想定して、モバイルバッテリーは大容量の物を用意しておきましょう。
今なら20000~30000mAhの容量で、お手頃な値段で買えるモバイルバッテリーは沢山あります。
モバイルバッテリーも限りがある物なので、充電しなければいけません。
そんなモバイルバッテリーを充電するために手に入れておきたいのがこれ!
24000mAhという大容量の上、ソーラーパネルを搭載しているので太陽の光で蓄電ができ、防水や耐衝撃に強いという怖いものなしのアイテムです。
太陽の光だけで完全充電するには150時間かかる他、通常の充電でも3~4時間はかかるのと、割と重量があるのがネックでしょうか。
また停電に見舞われた際に、コンセント型になっている充電器ではスマホやタブレットは充電できません。
一本でUSBコネクタやType-cコネクタのスマホやタブレットを充電できるマルチケーブルや、USBコネクタに差し込むことで変換できるType-c変換コネクタも用意しておきましょう。
乾電池
上記で紹介した携帯ラジオを始め懐中電灯やランタンの他にも、乾電池式充電器に使用できます。
普通タイプの乾電池の他に、
パナソニック エネループ 単3形充電池 8本パック スタンダードモデル BK-3MCC/8
を常備しています。
急速充電器は乾電池だけではなくスマホの充電もできるため、正に死角なしの製品なのでぜひ購入してみてください。
身分証明書や保険証のコピー、通帳・印鑑などの貴重品
車の免許証や保険証といった自身を証明するものや貴重品は、随所随所で必要になってきます。
金融機関からお金を引き出したり、医療機関に診てもらう等、身分証明書があるのとないのとでは、避難生活に大きな差が出てきます。
肌身離さず持っている人が殆どだと思いますが、万が一に備えてコピーを取るか、番号をメモしておきましょう。
現金
備えあれば憂いなし!北海道ブラックアウトで役に立った防災グッズについてでも書きましたが、災害時には、PayPayや電子マネー、クレジットカードでの支払いはほぼできないと見ていいと思います。
そうなった場合を想定して現金は多めに用意しておきましょう。
災害時のスーパーやコンビニも非常事態なので、おつりが用意できないという状態になる可能性もあります。
そうなった場合を見越して、お札だけではなく硬貨も満遍なく用意しておきましょう。
ちなみにお札は水に濡れると使えなくなるリスクが高いので、500円硬貨をたくさん用意しておいた方がいいかもしれません。
常備薬・お薬手帳
持病のため毎日決まった薬を飲んでいる人にとっては、身分証明書や保険証以上に大切な物です。
災害時はどこもかしこも混乱しているため、病院や薬局が開いていないことが想定されます。
仮に開いていたとしても、非常事態なのですぐに薬が貰えるとは限りません。
自分の命は自分で守るのが災害の鉄則ですので、常備薬を服用している方は、常日頃から多めに薬を出してもらいましょう。
お薬手帳の服用履歴もコピーかメモを取っておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は独り身の女性が自宅で避難生活をすることを前提に、かなりざっくりと書きました。
女性一人でも最低限、これだけの物を用意する必要があります。
環境によってはこれ以上用意する物が増える人もいるでしょう。
もしも災害が起こらなかったと仮定すれば、防災グッズの準備は確かに面倒なことこの上ありません。
しかしこちらの事情などお構いなしに、災害はある日突然前触れもなく起こります。
その時にどんなに後悔しても災害前には戻ることは出来ません。
「せっかく用意しても無駄になる」という考えが災害への備えを怠らせ、防げたはずの被害を生み出す何よりの温床です。
命を守るために無駄な準備は一つもない。
起こらないだろう思考よりも起こるかもしれない思考に切り替える。
まずはこう考えることから始めて、手が届く範囲から準備していきましょう。
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楽天ROOMでも商品紹介を行っています。
コメント
集中力コメント以来の訪問になります。
集中力では、大人げない辛辣なコメントをしたものと、後悔しています。
9月は防災の月でした。地震・台風・集中豪雨など災害列島に棲息する身としては
常に備えをしなければならないことを、ほうりさん記事で喚起されます。
社交辞令でなく、素晴らしい内容と思います。
益々のご活躍を祈念しています。
コロナ禍の折、ご自愛ください。
nabla様
こんにちは!コメントありがとうございました!!
いえいえ、お気になさらないでください。
私もきちんと物事の本質を理解し勉強しなければと思った、良いきっかけになりました。
今年の9月も災害に見舞われましたが、nabla様がお元気そうでほっとしました。
昨年の記事を再び喚起の意味も込めてリライトしましたが、こうして再びコメントを頂けたこととお褒め頂いたことを大変うれしく思います。
コロナ禍もまだまだ収束にはほど遠そうですので、引き続き気を引き締めて生活していきたいと思います。
nabla様もどうかご自愛なさってください。
こんばんわ
ほうりさんは凄いですね。感服しました。
家庭向けの「災害マニュアル」の完成ですね。
私は仕事で消防計画用の地震災害時の対策マニュアルを作成してきましたが、
個人でこれだけ纏めていられる方は少ないと思います。
(阪神淡路地震後、大規模の建物は消防計画に地震対策を盛り込むように改正されました関係で—-)
「天災は忘れた頃にやってくる」と言ったのは、寺田寅彦ですが、
先輩が教えてくれたのは「天災は忘れさせないためにやってくる」でした。
この方が的を得ているように感じていました。
nabla様
こんにちは!コメントありがとうございます!!
昨年の9月の胆振東部地震を振り替えりながらの防災に関しての記事でしたが、書いている最中に台風15号の被害を見て、自分の忘備録用にとあれこれ書いていたら、とんでもない文字数になってしまいました(^_^;)
名探偵コナンの特別編で、山で事件があった際に日常用品のあれこれを持ち込んで身動きが取れなくなっている小五郎に対して、その話のゲストキャラが「山で日常生活を過ごそうと考えてはいけない。必要最低限の物を持たなくては」と諭しているシーンを書いている最中ずっと思い出していて、実際災害に遭った際、「あれも用意しておけばよかった」「これも用意しておけばよかった」となるのは必至なので、ある程度の切り捨ても必要なのかなと感じます。
お仕事で地震災害時の対策マニュアルを作成してきた本職の方に、すごいと言ってもらえて恐縮です(>_<) そしてまたもや深いお言葉心に沁みました。 いくら技術が発展しても、天災というか自然には叶いません。 ある程度天災が起こらなければ、人間は驕り高ぶってしまう生き物なのかと、ふとそんなことも思ってしまいました。