ご先祖様の知恵を拝借!〇〇を意識したローリングストック法で無駄のないそなえを!!

災害への備え
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こんにちは、ほうりです。

転ばぬ先のそのまた先…。起こり得る災害に備えて準備しておきたい防災グッズまとめでちょこっと書きましたが、お菓子やレトルト食品、カップラーメン、ホッカイロといった消費期限が定められている物はローリングストック法がおすすめです。

ローリングストック法とは消費期限間近になったら消費して、また新たに補充するというものなのですが、寝室の押し入れの中に突っ込んでいたら、とっくに消費期限が3か月ないし半年ほどオーバーしてしまっていた…なんてことはありませんか?

災害のために作られている非常食や水はあらかじめ消費期限が3年~5年と定められていますが、上記に上げた物はそれよりも遥かに短い消費期限です。

私は思いっきり押し入れの中にお菓子やカップラーメンを入れたまま買ったことを見事に忘れてしまっていて、何とか消費は出来ましたが、その後お腹の具合が思わしくない日が続きました。(危険ですので真似しないでください)

ローリングストック法を上手く実施するためにはどうすれば良いのかと色々と考えていましたが、ふと我が家の仏壇を見て、これを参考にしてみればいいのではないかという事に気づきました。

消費期限の短い非常食は、仏壇にそなえて・・・・みる


先祖や個人を偲ぶ我が家のお仏壇には、蝋燭や線香、お花やお水の他に、お土産のお菓子や市販のお菓子、果物などが並んでいます。

勿論これらの物は、消費期限が定められていますし、果物に至ってはお菓子よりも早く傷んでしまうのでいつまでも備えっぱなしというわけにはいきません。

なのでこういった果物や消費期限が近付いたお菓子は、お仏壇に手を合わせてから美味しく頂き、そして再び新たなお菓子や果物を備えます。

これを非常食のローリングストック法に置き換えてみるのです。

可能であれば、非常食用の持ち出し袋を仏壇の間に置いておく


ローリングストック法を無駄なく実施するためには、お供え物が絶えず備えられている仏壇の間に食料が入った非常持ち出し袋を目立つ場所に一緒に置いておくのが一番かと思います。

そうなれば、お仏壇にお供え物を上げた時に、否応なしに非常持ち出し袋に目が行くため、「あ、そろそろストックを消費して補充しなきゃ!」という気持ちに持って行きやすいです。

もしくは、非常食として買ってきた物をお供え物として備えてしまうのも良いかもしれません。

仏様にお供えする物はある程度消費期限が長い物と、祖先や故人を偲ぶための物になりますので、ある程度は高価な物を選びます。

不謹慎かもしれませんが、いざ避難するとなった場合、そのままお仏壇の物を非常食袋に入れて避難することも可能ですし、先の見えない避難生活では、そういった嗜好品を口にすることで幾分かは気持ちが紛れます。

そういったことも踏まえて、お仏壇の間に非常食用の持ち出し袋を置いておくのは良いのかもしれません。

簡素なお仏壇やお仏壇が無い家庭の場合


しかしそれはお仏壇があり、なおかつそれがある程度スペースのある部屋に設置されている場所に限ります。

こぢんまりとした仏壇だったり、家に仏壇がなかったり、仏壇の間があっても、災害が起こりすぐに逃げなければならない瀬戸際に、避難するのに支障がある部屋にあった場合、非常食袋を持ち出して逃げ遅れたてしまうリスクがあるなら、それは本末転倒です。

ではどうしたらいいのか。

そういうご家庭の場合は仏壇にこだわらず、普通にキッチンなどの戸棚にストックしたり、家族全員が使用するスペースに設置しておけば良いと思います。

ローリングストック法を失敗するのは、〇〇に仕舞いこんでしまうから

消費期限が短い食べ物はこまめに手入れする必要があるので、奥の方にしまい込んでしまうと、買ったことを忘れてしまいがちになります。

先の私の失敗は、正に押し入れの奥にしまい込んでしまっていたから起こったものです。

ですので、レトルトやカップラーメン、お菓子などは小腹が空いた時に摘まめる場所へホッカイロなどは寒いときなどに手軽に取り出せる場所へと設置しておいて、無くなったなら忘れずに補充するという、本来のローリングストック法を実施すれば良いだけのことです。

次の3日間は、いつもローリングストックしている食材でまかないます。非常食というと「気が付いたら消費期限が大幅に過ぎていて全て廃棄した」といった失敗が起こりがちです。ローリングストック法は日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法。この方法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並び、安心して食事を採ることができるはずです。

内閣府 防災情報のページ

ローリングストックは仏壇を意識して無駄なく備えよう まとめ


いかがでしたでしょうか?

仮に災害が発生して自宅避難になった場合、最低でも1週間分の食料やその他諸々の備蓄が必要だと言われています。

しかし、3年~5年といった長めの消費期限を設けられている非常食を一人1週間分、しかも家族の人数に応じて用意するのは大変ですし、何よりも置き場所に困ります。

なので、日常で買いだめることが出来る物と非常食を組み合わせて、災害時を乗り切るというローリングストック法が注目されていますが、買いこんだまま放置しておいて、気づいたら消費期限が切れていたという事態はどうにかして避けたいところです。

・お仏壇のある家は、お供え物と一緒に非常食を買い足す
・消費期限の短い袋をお仏壇の間に置いておいて、否応なく視界に入るようにする
・お仏壇のない家は、通常通りのローリングストック方法でOK

災害が頻発している昨今、非常食を備えなければと考えていても、一体何をどのくらい備えたら良いのかと頭を悩ませていたり、用意したのはいいけれど結局消費期限を切らしてしまうという方は、ぜひ今回の記事を参考にして下さればと思います。

 

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